宇賀谷 詞紀

 攻略対象より漢前なお姫様。みんなが「お前をさらう」って言ってるけど、本当にさらわれているのは彼らだよね。
 負けず嫌いを発揮してる時と、理不尽な目に遭って怒ってる時がいい。あと、真面目すぎてボケ殺し。

幻灯火

 序盤から「狐の恩返し」という言葉が頭から離れない。最初に詞紀の漢らしさに惚れて心をさらわれたカミ様。
 人が苦手で、人が集まるところが嫌い、と言っている割には好奇心旺盛で珍しい場所に行くとふらふらするなど、子供っぽいところが可愛すぎる。

空疎尊

 ぶっちゃっけて言うと、この作品におけるギャップ萌え担当だと思う。
 言い方は不遜なのに、面倒見がいいとか恋愛スチルが甘すぎるとか、ラブラブ度が高くて発狂しそうになる。
 この作品における好きなキャラナンバーワン。

胡土前

 悪路王とか幻灯火を除いて、たぶん他の人とかカミより年上だからこその、オヤジギャグの連発はさすが。
 詞紀と囲碁で勝負をして、負けそうになったら水柱を吹きあげて碁盤をひっくり返すとか、大人げないところもいい。
 空疎尊といっしょに他シナリオでの面倒見の良さとかっこよさに撃沈。

隠岐秋房

 主に「姫様姫様」と言ってるワンコ属性。
 シナリオではシリアスだけど、他では主にいじられキャラ、あるいは馬鹿。胡土前に「弟子にしてくれ」と向かっていって返り討ちに遭うのは彼の迷場面。

秋篠古嗣

 一見軟派なんだけど、本当なのか冗談なのか分からない口説き文句に翻弄されつつ、いつの間にか詞紀といっしょに彼の虜に。
 シナリオによっては敵になったり亡くなったりするのが切ない。
 この作品における好きなキャラナンバーツー。

言蔵智則

 頭がいいんだけど、頭がいいだけじゃないの。道満を闇討ちしたり、後ろ手に縛られているのを隠し持った短刀で切って、道満の傀儡を倒したりと、実は彼がこの作品で最強なんじゃないのと思う、季封の参謀。
 詞紀、秋房とは幼馴染で、二人のことを大切にしつつ、詞紀を密かに慕っているのが切ない。ファンディスクは智則ルー(ry
 最初はワンコ属性の秋房が気になったんだけど、秋房ルートでの悲痛な覚悟と最期に一気に心を奪われた。あと幻灯火ルートの後日談とか。秋房の墓参りで智則に全て持ってかれてどうする。天国の秋房涙目。
 この作品における好きなキャラナンバースリー。

宇賀谷 卯紀

 詞紀の母親。儀式に従って、娘の手で殺されたと思われたけど、実際は娘に罪を負わさないために自ら剣で胸を貫いていたことが判明。
 意外とたくさん詞紀の回想として出てくるんだから、立ち絵と声優さんを用意して欲しかった。
 というか詞紀の心の強さとか、全てこの人から影響を受けているんだと思う。

綾読

 大蛇一族出身の、胡土前の弟子だった少年。自分の無力を呪って鏡に魅入られ【オニ】になった。
 自分を助けてくれた胡土前に弟子入りを志願して、どんなに激しく突き放されても諦めないあたり、秋房と同じような性格なんだと思う。
 胡土前に敗れた後の、「囲碁はうまくなりましたか」が切ない。

悪路王

 本当の名はアテルイ。蝦夷一族から、呪われた子として遠ざけられていた時に一族を亡くして一人になった幻灯火と出会った。
 朝廷に捕まり、処刑寸前に幻灯火に救われた後、【不死】の力を授けて姿を消す幻灯火に「側にいてくれ」と何度も訴えたアテルイが切ない。
 きっとアテルイは死なない力なんていらなくて、幻灯火がずっと隣にいてくれればよかったんだろうなあ。と思うとますます切ない。幻灯火って罪作りだよね。
 この人のせいで、ドラマ「火怨〜北の英雄アテルイ伝」観ようかと思ったぐらいだ。(←結局観てない)

風波尊

 空疎尊の実弟。許婚だった東風姫との関係がよい。FDで東風姫出してくれ、オトメイト。
 オトメイト公認の美形ヤンデレだけど、ヤンデレなのか? むしろ智則のほうが。(←贔屓目) というか元々ヤンデるわけじゃなくて、空疎尊が詞紀を守ろうとしたあたりから病んできてる感じ。
 「白華」のキャラって本当外れがないな。